多肉植物が伸びすぎたらどうする?伸び過ぎるのは良くない事?

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多肉植物が伸びすぎたらどうする?伸び過ぎるのは良くない事?

多肉植物が伸びすぎたらどうする?

多肉植物が伸び過ぎるのは良くない事?

黒法師が伸びすぎたら切るべき?

伸びすぎた多肉植物を切る時の注意点とは?

こんな多肉植物が伸びすぎた時の対処法についてご紹介いたします。

多肉植物が伸びすぎたらどうする?

多肉植物が伸びすぎてしまった場合には、適切な対処を行うことで美しい姿に戻すことができます。

環境改善と切り戻しを行うことで、コンパクトで美しい姿に戻すことは可能です。

切り戻した部分も無駄にせず、挿し木などで活用してみてください。

まずは、切り戻しを行います。

伸びすぎた部分を適切な位置で切り取ります。

切り戻す位置は、なるべく茎の中心部に新芽が出ている部分の上部を選びます。

また、切り口は清潔なカッターやハサミを使い、できるだけ水平にまっすぐ切ります。

切り戻した後の管理も大切です。

切り口を乾燥させてから、挿し芽として植え付け、乾燥した日陰で管理します。

発根するまでは水やりを控えめにし、徐々に日光に慣らしていきましょう。

切り戻しで取り除いた部分も葉挿しや挿し木で新しい株を増やすことができますので有効活用しましょう。

多肉植物は、多くの品種で葉を乾燥させてから、土に置くだけで発根します。

多肉植物が伸び過ぎるのは良くない事?

先に多肉植物が伸びすぎてしまった時の対処法をご紹介しましたが、多肉植物の伸びすぎは、必ずしも良くない状態とは限りません。

その理由は、多肉植物の中には、長く伸びるのが自然な成長の姿である品種もあるからです。

たとえば、センペルビウムの仲間やセダムの一部の種は、地を這うように長く伸びるのが特徴です。

このような品種の場合には、伸びすぎを問題視する必要はありません。

一方で、ロゼットタイプの多肉植物の場合は、株が充実せずに徒長することがあります。

植物が伸びすぎた状態を「徒長」と呼びます。

徒長した多肉植物は、茎が細長くなり、節間が開いて葉が少なくなります。

葉が少ないため、光合成が十分に行えず、栄養不足に陥ります。

また、茎が細くなることで物理的な強度が低下し、折れやすくなります。

エケベリアやグラプトペタルムなどがこのタイプに当てはまります。

これらの多肉植物が伸びすぎる原因としては、日照不足や水の与えすぎ、高温多湿な環境などが考えられます。

そのような場合には、栄養が偏って茎ばかりが伸び、葉が小さくなるのが特徴です。

また、茎が細いため倒れやすく、管理がしづらくなる問題もあります。

放置すると株が弱って枯れてしまうこともあるため、早めの対処が必要です。

多肉植物の伸びすぎが気になる場合は、まずは品種の特性を確認しましょう。

その上で、環境の改善や切り戻しを検討することが大切です。

適切な管理を行うことで、美しく健康的な多肉植物を育てることができるはずです。

品種に合わせた管理方法を知ることが、上手に多肉植物を育てるコツと言えるでしょう。

黒法師が伸びすぎたら切るべき?

黒法師は伸長成長する多肉植物なので、ある程度の高さまで伸びるのは自然な姿です。

しかし、あまりに伸びすぎてバランスが悪くなったり、倒れやすくなったりした場合は、切り戻しを行うのが良いでしょう。

切り戻しのタイミング

黒法師の切り戻しは、株が充実する秋から冬にかけての時期に行うのが適しています。

この時期は生長が落ち着き、切り口からの発根も良好です。

春から夏にかけては、切り口から水分が蒸発しやすく、発根不良となるリスクがあります。

緊急を要する場合を除き、なるべく秋から冬に切り戻しを行うようにしましょう。

切り戻しの方法

黒法師を切り戻す際は、茎の中心部に新しい芽が出ている部分の上で切ります。

古い葉が残らないように葉の付け根から5mm程度上の部分で切るのがポイントです。

切り口は清潔なカッターやハサミを使い、なるべく水平にまっすぐ切ります。

斜めに切ってしまうと切り口から水分が抜けやすくなり、腐りのリスクが高まります。

切り戻し後の管理

切り戻した黒法師の切り口は、1〜2日程度陰干しして乾燥させます。

この時に乾燥が不十分だと切り口から病原菌が侵入して腐ってしまう恐れがありますので注意が必要です。

十分に乾燥させたら、水はけの良い用土を使って鉢に植え付けます。

数日は直射日光を避け、水やりも控えめにして様子を見ます。

黒法師は強健な多肉植物ですが、適切な管理を怠ると株が弱ってしまいますので、伸びすぎが気になる場合は、思い切って切り戻しを行いましょう。

また、切り戻した茎を挿し木にすれば、新しい株を増やすこともできるでしょう。

黒法師の魅力を存分に味わうためにも上手に管理していくことが大切です。

伸びすぎた多肉植物を切る時の注意点とは?

切る位置をしっかり選ぶ

伸びすぎた多肉植物を切り戻す際は、まず切る位置をしっかり選ぶことが重要です。

基本的には、茎の中心部に新しい芽が出ている部分の上で切ります。

また、なるべく葉が残らないように、葉の付け根から数ミリ上の部分で切るのがおすすめです。

切る位置が低すぎると、残った茎から新しい芽が出にくくなります。

一方、高すぎると不恰好なフォルムになったり、葉が残ってしまったりします。

伸びすぎた部分を取り除きつつ、バランスの良い位置で切るように心がけましょう。

清潔な道具を使う

切り戻しには、清潔で鋭利な道具を使うことが大切です。

不衛生な道具を使うと、切り口から病原菌が侵入して腐敗を引き起こす恐れがあります。

カッターやハサミは、使う前にアルコールで消毒しておくと良いでしょう。

また、切り口はできるだけまっすぐに水平に切ることを心がけます。

斜めに切ってしまうと切り口から水分が抜けやすくなり、腐りのリスクが高まります。

植物の形状に合わせて、適切な角度で切るようにしましょう。

切り戻し後の管理

切り戻した多肉植物は、切り口を乾燥させてから植え付けます。

特に多肉質な茎を切り戻した場合は、長めに陰干しして十分に乾燥させる必要があります。

乾燥後は、水はけの良い用土を使って植え付け、植え付け後しばらくは直射日光を避けて半日陰で管理します。

また、水やりは控えめにして、土が乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。

発根するまでは過湿に注意が必要です。

切り口から新しい芽が出てくるまでには、数週間から数ヶ月かかることもあります。

その間、切り口が腐敗していないか、しっかりとチェックしましょう。

腐敗の兆候が見られた場合は、速やかに腐った部分を取り除きます。

また、葉が変色したり、しおれたりしている場合は、環境の見直しが必要です。

日照や水やりの管理に気を配りながら、株の回復を促していくことが大切です。

伸びすぎた多肉植物の切り戻しは、ある程度のコツが必要です。

切る位置や方法に注意しながら、丁寧に作業を行うことが大切です。

また、切り戻し後の管理にも気を配り、株の健康状態をしっかりと見守りましょう。

上手に切り戻しを行うことで、美しく健康的な多肉植物を育てることができるはずです。

多肉植物が伸びすぎた時の対処法まとめ

  • 多肉植物が伸びすぎたら、適切な位置で切り戻しを行い、環境改善することで対処できる。
  • 多肉植物が徒長するのは良くない状態で、見た目のバランスが悪くなるだけでなく、病害虫のリスクが高まる。
  • 黒法師が伸びすぎたら、秋から冬にかけての時期に切り戻しを行うのが適している。
  • 切り戻しの際は、茎の中心部に新しい芽が出ている部分の上で、清潔な道具を使って水平に切ることが大切。
  • 切り戻した多肉植物は、切り口を乾燥させてから植え付け、発根するまでは過湿に注意が必要。
  • 切り戻し後は、定期的に株の様子を観察し、腐敗や変色などの兆候がないかチェックする。

-多肉植物の育て方