状態の良いサボテンの選び方 見分け方・条件・注意点

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サボテンの見分け方

状態の良いサボテンの選び方

購入時に状態の良いサボテンを選ぶことはサボテンと長く付き合っていく上で大切な要素の一つです。

最近はお洒落な形のサボテンもたくさん販売されていますが、見た目の可愛らしさだけでなく、植物としてのサボテンの状態も気にかけてみましょう。

折角、購入して育て始めても徐々に体調を崩し、枯れてしまったり、腐ってしまうなんてことにならないように購入前にしっかり検討しておきましょう。

水やりなどの手間がほとんどかからないため忙しい人にも育てやすく、生長がゆっくりで可愛らしい種類も多いサボテン。

インテリア植物として人気が高まっているサボテンですが、まずはどのような環境で育てるのかも購入前にしっかり検討しておき、その環境にあったサボテンを選ぶのも上手に育てるコツの一つです。

置き場所から育てやすいサボテンを考える

サボテンの置き場所

サボテンと一口に言っても屋外で育つもの、逆に室内で育てやすいもの、少々育成が難しいものなど様々です。

サボテンをどこで育てたいのか、どのような環境で育てたいのかをしっかり決め、その環境に適応できるサボテンを選ぶのもサボテンと長く付き合うコツかもしれません。

お店に並んでいるサボテンそれぞれの性質や好む環境を把握するにはかなりの知識と経験が必要になってくるので、初心者の方には難しいかもしれません。そのような時にはお店の人に教えてもらいましょう。

一日どのくらいの日照時間が必要なのか?四季を通しての管理方法は?温度管理は?などの情報を聞いてみてサボテン選びの参考にしてみるのも良いでしょう。

元気なサボテンの見分け方

元気なサボテンの見分け方

適切な水やりとしっかりとした日照時間をとっているサボテンは元気に生長しており、表面のハリがあってふっくらしています。

はじめてサボテンを購入する方ですとちょっとした違いでは見分けがつきにくいかもしれませんが、お店に並んでいるサボテンを見比べてみて比較してみましょう。

色合いは濃い緑色をしているものほど状態は良く、赤っぽくなっていたり、緑色が薄くなっているものは状態が悪い場合もありますので購入は見送ります。

サボテンの形状でも健康状態を判断することができ、先細りした感じのものやイメージ的にひょろひょろしたものは日照時間不足で弱っていることが多く、環境を変えてしっかりお日様に当ててあげても、一度細くなってしまった部分は元には戻りませんのでやはり購入は避けたいものです。

また1店舗で決めずに何店舗か見て回って、その店その店の管理状態の違いも見比べてみるとさらに違いに気がつくかもしれません。

インテリア重視のサボテンは注意

インテリア重視のサボテン

昨今のサボテン人気にあやかってサボテンを置物のように販売しているお店もあります。

確かに室内インテリアとして観葉植物やサボテンを育成することは間違いではありませんが、インテリア性を重視し過ぎて、サボテンの生長に必要な要素が欠落しているものもあるのも事実です。

お洒落な鉢やガラス容器に植えられており、鉢の底に穴が開いていないものは水の抜ける場所がないため、鉢内が蒸れ、根腐れの原因となります。

また、サボテンが植えられている土が色鮮やかで見た目には非常に魅力的でもサボテンの育成には適さないものもあります。

このように購買意欲を煽るためだけに植えられたようなサボテンはそのまま育てても長持ちしません。

サボテンそのものを気に入ったのであれば、購入して植え替えをして育てることはできますが、インテリア性に魅力を感じたのであれば、少々検討の余地があるかもしれません。

サボテンを購入するのに最適な時期

サボテンには特に販売シーズンというものはなく、1年中購入することは可能ですが、購入後の管理なども考えると購入に最適な時期というものがあります。

まず、先に述べたようなお洒落なサボテンを購入し、植え替えを検討している場合や普通のサボテンでもお気に入りの鉢に植え替えてから育てたいと思っている場合には、植え替えに最適な春に購入するのが得策です。

また、サボテンは春と秋が一番元気よく生長する時期ですので、その時期のサボテンは健康的なものが多いうえ、状態を崩しているものと健康なものの差が顕著に現れますので判断しやすいこの時期に購入するのも一つの方法です。

さらに高温多湿になりやすい梅雨時期はサボテンにとって一番苦手な季節ですのでサボテン育成にまだ不慣れな方は育てにくい時期は避け、育てやすい季節になってから購入するようにしましょう。

-サボテンの育て方