サボテンの日光浴と日当たり 日照時間・日光不足

2019年10月23日

サボテンの日光浴

サボテンの日光浴と日当たり

サボテンは太陽の光をたくさん浴びて生長する植物というイメージ通り、一部の種類を除き、年間を通して出来る限り長い時間、日当たりの良い場所で日光浴をさせてあげることが上手に育てるコツです。

室内育成などで条件に恵まれない場合でも1日に最低3〜4時間くらいの日照時間はとれるような場所を探して日に当ててあげれるようにします。

日光不足は生育不良を引き起こす

サボテンや多肉植物は数千種類もありますが、大多数の原産地は、アメリカ大陸やアフリカ南部の砂漠地帯です。

雨が少なく、日中は太陽光が焼けつくように照りつける高温な場所に生えているため、乾燥に強く、日照を好みます。

しかし、かなりの環境変化にも耐えることができ、十分な日当たりと日照時間さえあれば日本でも容易に育てることができます。

逆に日照不足や多湿は禁物で、生育不良になったり病害虫が発生し、うまく育たないこともあります。

冬は防寒のために暖かい室内に取り込みますが、日照不足になりがちなので特に注意が必要です。日当たりの良い窓辺などにおき、出来るだけ長時間日光に当てられる工夫をしましょう。

日照不足は春の花付きに影響を与える上、温度が足りていても凍害に似た状態になることもあるので冬の日照はとくに大切です。

薄暗い室内に長時間飾って置くと、日照不足で間延びしてひょろ長くなったり、頭部が極端に細くなったりします。

また、日照不足のものを再び日に当てて育てるとひょうたん型にくびれた形になることがあります。

こんな場合は元に戻すのは難しく、胴切りして子吹きするのを待ち、これをさし木するしかありません。

頭部が白っぽくなったり、緑色の肌が黄色っぽくなったら日照不足の前兆ですので、日当たりの良い場所に出してあげます。

ただし、気温が高い季節は急に直射日光に当てると日焼けを起こすので、レースのカーテン越しなどに置いて日光に徐々に慣らしてから直射日光に当てるようにします。

日焼けを起こす原因と症状

屋外栽培と違い室内栽培の鉢植えなどは、いきなり強い日差しに当てると日焼けを起こすことがありますので、時期によっては遮光ネットなどを使って遮光する必要があります。

日焼けの心配があるのは4月から9月くらいまでで、特に夏場は遮光ネットも厚めにするようにします。

10月から2月くらいまでは太陽光も弱いので日焼けの心配はありません。

また、日焼けを起こす原因は太陽光の強さだけではなく、高温も関係しますので、快晴で気温が上がった日の西日などは特に注意が必要です。

夏場は日焼けとともに高温による蒸れも気を付けなければいけませんので温室やフレームで育成する場合には風通しにも気を配ります。

日焼けの症状としてシワのよった感じの軽いものでしたら、遮光をして涼しい場所で管理すればすぐに復活しますが、灰白色のかさぶた状になってしまったものは回復させることはできません。

ただ、見た目の問題だけであり、その部分から腐敗が始まったりすることはほとんどありません。

日焼け対策としてやってはいけないことが日中の水やりです。

私たち人間は猛暑日などに海や川、プールなどで水浴びをすることによってクールダウン出来ますが、サボテンのクールダウンは日よけと風通しに限ります。

日差しが強い日の日中に水やりを行うと鉢の中で水の温度が上昇し、用土内が蒸れて根を傷める結果となってしまいますので、気温がまだ上がっていない早朝に水を与えるようにします。

日光なしでサボテンを育てる方法

日焼けの心配とは反して、室内育成でほとんど日の当たらない場所しか置き場所が確保できないような場合にはサボテンを育てることができないのでしょうか?

日の当たる窓際に置くのが理想とわかっていてもちょっとしたインテリアとして机の上においたり、棚に置いたりしたい場合もあるはずです。

そのようなときは植物育成用ライトを使い、室内で太陽光の代わりになるものを用意してあげることで上手に育てることができます。

室内の明かりだけではなんとなく元気がなかったり、日照不足の症状が現れるようなときには植物育成用のライト設置を検討しましょう。

半日陰で育つ多肉植物

ほとんどのサボテンと多肉植物は日光が大好きなので、四季を通じて明るい日当たりの良い場所に置くことが上手に育てるコツです。

春から秋は室内の窓際、ベランダ、軒下などの日当たりの良い所で育て、夏は特に風通しの良い場所に置くようにします。

また、多肉植物のハオルチア属など、種類によっては夏の直射日光を避け、レースのカーテンなどで遮光し、半日陰にしたほうが良いものもあります。

-サボテンの育て方