サボテンの好む環境 風通しの大切さと湿度管理

2020年5月4日

サボテンの風通しと湿度管理

サボテンを育てるうえで大切な要素の一つが風通しと湿度管理となります。

サボテンは高温には強いですが、高温多湿による蒸れには極端に弱い面がありますので湿気を抑える管理方法が求められます。

とにかく「乾燥気味に育てる」これがサボテンを上手に育てるコツでもあるのです。

多湿を避け、乾燥気味に育てるには日頃からの湿度管理と風通しに気を使う必要があります。

サボテンの風通しを考えた置き場

サボテンは机の上など室内でも簡単に育てられるイメージを持たれがちですが、締め切った暗い室内では決して上手く育ちません。

サボテンが元気に育つには日光と風通しが必要となってきます。

サボテンは植物ですので二酸化炭素を吸って酸素を出す光合成を行います。

そのため風通しが良く常に新鮮な空気がある環境を好むのです。

また空気の動きにくい環境は夏になれば蒸れやすい環境ともいえます。

特に水やり後のサボテンは蒸れた環境に置くと根腐れなどをしやすくなりますので風通しを良くして蒸れを防止するようにしましょう。

理想的な環境はベランダなどのように日当たりが良く風通しの良い場所です。

さらに理想を言えば西日が当たりにくく、雨にも当たらないようなベランダであれば最高の環境と言えます。

折角日当たりが良く、風通しの良い場所に置いても雨に当たってしまうと過剰な水分量となってしまうこともあります。

もし屋外ではなく窓辺に置くような場合には天気の良い日に窓を開けて空気の入れ替えを行ったり、窓が開けれない場合にはサボテン用に小さな扇風機などを設置してあげると風が流れるようになるので理想の環境となります。

多湿と蒸れを避けるための管理方法

多湿と蒸れを避けるための管理方法としては水やりの方法や回数にも気をつけることです。

夏の暑い時間帯には水をあげないこと。

水やりは土がカラカラに乾くまでやらないことなどがあげられるでしょう。

また、サボテンを植えている土にも注意が必要です。

稀にサボテンにしっかり栄養を与えようとして培養土などを使う人がいますが、そのような土はかえってサボテンを腐らせてしまう原因にもなります。

サボテンには水捌けの良いサボテン用の土を使用するようにしましょう。

特にサボテンの胴体に触れる部分の土の湿り気が高いとサボテンが根元の方から腐りやすくなってしまいます。

常に乾燥していて湿度が低い土は雑菌の繁殖も少ないためサボテンが病気にもなりにくいのです。

サボテンが自生している環境を今一度思い出してサボテンの好む環境づくりをしてあげましょう。

土の乾燥具合で適切な湿度を知る

サボテンに適切な土を使用し、水やりをたっぷり行った後1週間ほど土の状態を観察します。

1週間経っても土が乾いていないような場合にはサボテンの置き場所が適切ではない可能性があります。

土の状態を確認するには乾いた木の棒などを土に刺してみて棒が乾いていればOKです。

もし濡れた土がついてくるようなら湿り過ぎです。

そのような時にはもっと日当たりの良い場所にサボテンを移動する、もっと風通しの良い場所に移動するなどの対策を行いましょう。

水耕栽培から学ぶ水捌けの大切さ

サボテンや多肉植物の水耕栽培というものがあるのはご存知でしょうか。

サボテンは水耕栽培でも育てることができます。

しかし、そのような情報を知ると「サボテンて水に浸かった状態でも大丈夫なんだ」と勘違いをしてしまう人もいるようです。

先にも述べましたが常に湿った状態ではサボテンは腐ってしまいます。

ではなぜ水耕栽培で育つのか?それは根だけを水につけているからです。

サボテンの水耕栽培では水の中で伸びる新しい根だけを水に漬けるように育てます。

決してサボテンの胴体を水につけることはありません。

サボテンの胴体を水につけるような育成をしてしまうと水耕栽培でもやはりサボテンは腐ってしまうのです。

いかがでしょう。水耕栽培からもサボテンが湿り過ぎることを嫌うことがご理解いただけると思います。

サボテンの好む環境まとめ

サボテンには日光と同じくらい風通しが大切。サボテンは高温には強いが高温多湿に弱い。

土がすぐに乾くような管理方法や管理場所が好ましい。

この事を常に意識しながらサボテンを育ててあげるとサボテンを枯らしてしまうことや腐らせてしまうことも少なくなるはずです。

-サボテンの育て方